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2010年2月11日現在

Sorry ただいま工事中です。

YAESU FT-901DM& 901D 宮城県 D様

ヤエス無線のFT-901DMと901Dを修理のためお預かりしました。

FT-901シリーズは1978年に発売された当時ヤエス無線のフラッグシップ機です。

構成は局発にPLLを採用したシングルスーパー機で、トリオのフラッグシップ機TS-820の向こうを張った機種と言えます。

設計の指向性は似通っていますがバンド幅可変のIFシフト(ワイズコントロールの走りですな。)やメモリーユニットの搭載など、付加機能を充実させたため、高価な割には良く売れた機械ですね。

ファイナルとドライバのみ真空管のハイブリッド構成です。

ファイナルにはヤエスとしては初めて6146Bを採用していますが、もともと直線性のあまり良くない球なので少しでも歪特性を良好にしようと考えたのか、プレートには6146の限界に近い無負荷で900Vを超える高電圧が掛かっています。(こわ・・)

 

さてオーナー氏お申し出の内容は901DM(メモリーつき)の方で、受信中にポワっと煙が出て以降電源が入らなくなったとか。

一番に思いつくのが高圧の整流回路ですのでそちらへ直行! 一発でビンゴです。

ダイオード4個を交換しますがオリジナルは10D10を使っています。

901の高圧回路はAC360Vの2倍電圧ですから発生するDC電圧は1kV! そんな回路に1KV/1Aの10D10で整流とはちょと酷なので、ここはもうちょっと余裕のあるDiに代えておきましょう。

その他、オーナー氏が点検のために取り外してその後行方不明になったというSG電源回路のコンデンサを付け足しておきます。

以上で電源ONは可能なのですが、実は901シリーズには沢山のMods(改善処置)があります。

それらを施してあるか、まずは確認しませう。